クリーン・クライミング・イン小川山 2001

2001年9月29日(土)

9月30日は天候に恵まれ参加者(100名余)はとりつかれたようにゴミ漁りに没頭していた。
夕刻、ご苦労さんパーティが始まる時刻になっても参加者の多くが岩場から帰ってこないため時間をずらして開始された。中根穂高氏から参集の礼・川上村振興公社・副理事長 佐原 吉平氏の挨拶に続き、協賛各社から提供された数多くの商品が抽選やジャンケンで配られた。
会場脇で燃えさかる大きな焚き火で暖をとりながら、お酒や豚汁を飲みながら、普段は交流のない参加者同士が夜が更けるまでクライミング談義などに花を咲かせていた。

今回のクリーン作戦で集められたゴミの量は90リットルのゴミ袋に5袋だった。その多くはキャンプサイトで集められたもので、クライミングエリアでの収集量は非常に少なかった。しかし、たばこの吸い殻や、パン袋のクリップ、アメやチョコレートの小袋などが特に目立ったことは十分に心したいものである。
今回岩場の取り付きやルート中・終了点などにあった不必要なスリング・フィックスロープも撤去された。

今回の活動で廻り目平を利用する多くの方に、この企画の意義を理解していただけたものと確信している。
来年度以降もこの企画を継続し、廻り目平の素晴らしい環境と貴重なクライミングエリアの確保に努めていきたい。

Special Thanks (順不同)
川上村 川上村振興公社 南佐久南部森林組合 ポッカ・コーポレーション REIジャパン パタゴニア パンプ