2002年10月5日(土)
ここのところ週末ごとに芳しくない天候だったが、当日は快晴の秋空になり、参加者は各自目的の岩場へ向かい清掃活動を行った。
小川山の岩場は、汚れてはいない。むしろキャンプ場や登山道の脇の汚れが気になる状況。参加者は岩場だけではなく廻り目平周辺をローラー作戦で清掃に努めていた。
夕刻より、協賛の方々ご提供の「ご苦労さん会」が開催された。
冒頭、実行委員会の中根穂高/中山健次/藤原守の各氏から、このクリーンクライミングの意義やこの活動を始めた経緯の説明があった。また、現在廻り目平周辺の岩場がおかれている微妙な問題の説明があった。
続いて、川上村企画課長川上哲哉氏が地元の思いを語られ、同課長の音頭でクリーンクライミングの成功を祝して乾杯が行われた。
豚汁や酒を酌み交わしながら会話の弾む中、恒例の「協賛品争奪大ジャンケン大会」が行われた。
会場脇で燃えさかる大きな焚き火で暖をとり、お酒や豚汁を飲みながら、普段は交流のない参加者同士が夜が更けるまでクライミング談義などに花を咲かせていた。
今回のクリーン作戦で集められたゴミの量は90リットルのゴミ袋に8袋だった。
その多くはキャンプサイトで集められたもので、クライミングエリアでの収集量は非常に少なかった。しかし、たばこの吸い殻や、パン袋のクリップ、アメやチョコレートの小袋などが特に目立ったことは十分に心したいものである。
今回岩場の取り付きやルート中・終了点などにあった不必要なスリング・フィックスロープも撤去された。
今回の活動で廻り目平を利用する多くの方に、この企画の意義を理解していただけたものと確信している。
来年度以降もこの企画を継続し、廻り目平の素晴らしい環境と貴重なクライミングエリアの確保に努めていきたい。
Special Thanks (順不同)
川上村 川上村振興公社 南佐久南部森林組合 ICI石井スポーツ ㈱インターテック エルク(甲府) カモシカスポーツ
カラファテ コサリーベルマン㈱ ストーンマジック スノーピーク㈱ Tウォール ナナーズ ㈱はくばく パタゴニア日本支社
ピラミッドジャパン㈱ ㈲フロンティアスピリット アットマークカワカミネット